大盛りの楕円率。 ROTOR QXL RINGS って、どうよ?
“QXL”とは、
ペダリング効率を上げる為のカタチ、楕円のチェーンリング ROTOR Q-RINGSを、
もっと楕円にした、大盛りの楕円率のチェーリング。
おいそれとインストールするにはチョット、、、 という、スゲー楕円なチェーンリングなので、
当店お客様、AKT様にテストをしていただきました。
AKT様、ご報告ありがとうございます。
テストライダーAKT様は、
真円チェーンリングから、楕円の Q-RINGS へのチェンジ時も、「あー、ラクになった」との感想。
楕円による効率アップを、そのままスピードアップに変換させている様子。
今回の、Q-RINGS から QXL へのチェンジも同様の「ラク、イイ!」と言う感想です。
「ラク」と言っていますが、ただラクチンと言うのではなく、「速く走ることがラクにできる。」と言うこと。
上りも含め、QXLはどのシチュエーションでも 「速く走ることがラクにできる」 とのことです。
デメリットを想像すると、楕円を回す違和感のあるペダリングと、踏むギアが重く感じるのでは? ですが、
AKT様は、楕円の違和感は感じないようです。
私も、組みあがったバイクをテストライドして時、「こんだけ楕円なのに、違和感少ないな~」と言う感想でした。
踏むギアが重く感じることも無いとのこと。
楕円率が上がると、確かに仮想ギアは大きくなるのですが、
AKT様の場合、そのぶん結局スピードアップしていますので、ギアが重くなる感覚がないのでは。。。
結論、
“QXL”は、外見からは想像できませんが、割と普通にペダリングでき、
トルクの大きい脚力があり、楕円のペダリングに合わせられるカンの良さがあれば、上りも含めパワーアップ(スピード効率アップ)できます。
ならば、、 すべてのプロ選手が“QXL”を使わないのは?
ROTORサポートを受けているトッププロ選手のマシーンを観察すると、QXL・Q-RINGS・noQ(真円)と入り乱れ、特に QXL は、少数派ですね。
彼らは職業でバイクを漕いでいます。職業に関わる道具というのは、スペック的に良いだけでは選ばれないのです。
スペック的にアップした道具(楕円)でも、今までの道具(真円)への“慣れ”を優先した方が、良い結果を生む場合も多いのです。
“QXL”をテストしていただき、たいへん気に入ったAKT様は、(人生のだいぶ先輩な年齢ですが)自転車歴はまだ数年。
まだまだペダリングスキルはアップしているところ。
“QXL”は、スキル右肩上がり中のライダーに相性が良いのかも。
文字数が多い今回、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ROTOR QXL RINGS ROAD 53T AERO PCD130
メーカー希望小売価格
税抜き 23,000円
税込み 24,840円
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湘南台店 小野